ブルーコメッツ、ドリフターズなどのグループが日本武道館での公演に
”共演”したのは皆様ご存知ですよね。”共演”とはいうものの、要す
るにただの時間稼ぎの”前座”。
看板以外の歌手が前座で登場するのは、よくあることですよね。落語家
さんの独演会も、お弟子さんが前座をつとめ、所謂”ひざがわり”に漫
才が入ったりします。
しかし、これはプログラムにもかかれてあって、お客様もはじめから納
得されているので、特に問題はないようです。
たしかに、沢木さんのコンサートは善意に解釈すると、少々サービス精
神が旺盛過ぎるきらいがあり、身も蓋もなく言ってしまうと、「お金を
払って学芸会の真似事を聴きにきたんじゃない」
以前、鎌倉コンサートで、ゲスト?の声楽家の男の方が、何曲か披露し
たのを聴きましたが、そのときの感想は「勘弁して!アナタの歌を聴き
にきたんじゃないよ!」というのが素直なところでした。
お人柄は充分に理解できますし、それこそが沢木さんのすばらしいとこ
ろであるのは確かです。
ただ、10人が10人共そういう考えをお持ちか?となると、難しいと
ころです。
たとえ飛び入りでステージに上がるのがプロの方でも、ある程度の線引
きは必要となってくるのではないでしょうか?
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